「シティーハンター」は、1980年代から今もなお愛され続ける伝説的なアニメ・漫画作品です。
新宿を舞台に、超一流のスイーパー（始末屋）・冴羽リョウが法では裁けない悪と戦いながら、個性的な仲間たちと共にさまざまな依頼をこなしていきます。
本記事では、そんな「シティーハンター」に登場する主要キャラクターたちを一覧で紹介します。
それぞれのキャラクターの個性や、演じた声優についても詳しく解説するので、ファンの方はもちろん、これから作品を楽しもうと思っている方にも役立つ内容になっています。
リョウと香の絶妙なコンビネーション、謎めいた美女・野上冴子、無骨な元傭兵・海坊主など、魅力的なキャラクターたちの背景を知れば、より一層「シティーハンター」の世界を楽しめるはずです。
ぜひ、最後までご覧ください。
本記事では「シティーハンター」のキャラクターについて一覧で紹介していきます。
物語に独特の個性で登場したキャラクター、声優について詳しく知りたいと考えているのであれば、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。
「シティーハンター」のメインキャラクター（声優）を一覧で紹介
| キャラクター | 声優 | キャラクターのイメージと主演キャラクターとの関係 |
|---|---|---|
| 冴羽リョウ | 神谷明 | 主人公であり、伝説のスイーパー（始末屋）。並外れた射撃の腕前と身体能力を持ち、犯罪者と戦う。普段は軽薄で女好きだが、依頼があると真剣に人を守る信念を持つ。香とは相棒であり、家族のような絆で結ばれている。 |
| 槇村香 | 伊倉一恵 | リョウの相棒であり、亡き兄・槇村秀幸の妹。兄の死後、リョウと共にスイーパー業を手伝う。格闘能力が高く、リョウのセクハラには100tハンマーで応戦。リョウとの関係は信頼と絆で結ばれているが、恋愛には進展しない。 |
| 野上冴子 | 麻上洋子 | 警視庁の美人刑事で、リョウに仕事を依頼することが多い。知的で策略家な一面を持ち、時にはリョウを利用するが、彼の実力を誰よりも認めている。色気でリョウを翻弄するが、本気の恋愛にはならない関係。 |
| 海坊主（伊集院隼人） | 玄田哲章 | 元傭兵で喫茶「キャッツアイ」のマスター。巨漢で圧倒的な戦闘能力を誇るが、猫が大の苦手。リョウとは戦友でありライバル的な関係でもある。普段は寡黙だが、仲間を大切にする優しさを持つ。 |
| 美樹 | 小山茉美 | 海坊主のパートナーであり、元傭兵。喫茶「キャッツアイ」の店員として働くが、戦闘能力も高い。海坊主とは深い絆で結ばれ、時に彼を叱ることもある。リョウや香とも親しい関係で、彼らを温かく見守る。 |
| 槇村秀幸 | 田中秀幸 | 香の兄であり、元警視庁の刑事。リョウの最初の相棒で、彼の良き理解者だった。犯罪組織の陰謀に巻き込まれ命を落とし、その死がリョウと香の関係を大きく変えるきっかけとなる。 |
| 海原神 | 阪脩（さか おさむ） | 海原の登場はシティーハンターのストーリーに深みを加える重要な役割を果たしており、単なる敵役ではなく、獠の成長や過去を掘り下げるための鍵となるキャラクターといえます。 |
「シティーハンター」のキャラクターについて、上記の一覧表にまとめてみました。
これらのキャラクターが、「シティーハンター」の中で活躍をしています。
下記にキャラクター（声優）について具体的に説明いたします。
1. 「シティーハンター」の冴羽リョウ（声優：神谷明）について
・冴羽リョウは
「シティーハンター」の主人公で、裏の世界では伝説のスイーパー（始末屋）として知られる超一流のボディーガード兼始末人です。
射撃の腕は天才的で、愛銃のコルト・パイソンを自在に操り、どんな困難な依頼でも遂行します。
普段は新宿を拠点にし、依頼は駅の掲示板に「XYZ」と記されたメッセージを通じて受け付けます。
クールで頭脳明晰な一面を持ちながらも、美女を見ると抑えきれないスケベ心を発揮し、パートナーの槇村香に天誅（ハンマー制裁）をくらうのがお決まりの展開です。
しかし、女性を心から守る紳士的な側面もあり、特に依頼人には誠実に対応します。
普段のコミカルな言動と、仕事時の冷徹なプロフェッショナルさのギャップが、彼の魅力を際立たせています。
冴羽リョウの声を担当したのは神谷明です。
・神谷明は
力強くも軽妙な演技が特徴の声優で、「シティーハンター」ではリョウの二面性を見事に表現しました。
彼の代表作には「北斗の拳」のケンシロウや「キン肉マン」のキン肉スグルなどがあり、どのキャラクターも特徴的な声と演技で広く親しまれています。
特にリョウの軽快なトーンとシリアスな演技の切り替えは絶妙で、神谷の演技力の高さを実感できます。
彼は2000年代以降、後進の指導や舞台活動にも力を入れながら、現在も声優界の第一線で活躍を続けています。
2. 「シティーハンター」の槇村香（声優：伊倉一恵）について
・槇村香は
冴羽リョウの相棒であり、亡き兄・槇村秀幸の意思を継いでシティーハンターの仕事を手伝う女性です。
短気で勝気な性格ながらも情に厚く、仕事ではリョウのサポート役として奮闘します。
リョウが女性にだらしなく振る舞うたびに100tハンマーを振るうのが定番で、コメディ要素を強める一方で、時折見せる女らしさやリョウへの微妙な感情が物語に深みを与えています。
香はリョウにとって欠かせない存在であり、彼の相棒であるだけでなく、彼の心の支えとなる重要なキャラクターです。
槇村香の声を担当したのは伊倉一恵です。
・伊倉一恵は
明るく元気な女性キャラからシリアスな演技まで幅広くこなす実力派声優です。
「シティーハンター」では、香のコミカルな部分と感情豊かな演技を見事に演じ分け、キャラクターに深みを与えました。
彼女の代表作には「それいけ!アンパンマン」のチーズ役や、「魔法騎士レイアース」の獅堂光などがあります。
伊倉は歌手としても活動しており、アニメソングを歌うこともあります。
現在も舞台やナレーションなど幅広い分野で活躍中です。
3. 「シティーハンター」の野上冴子（声優：麻上洋子）について
・野上冴子は
新宿警察署の美人刑事で、リョウとは長年の腐れ縁を持つ関係です。
彼女は冷静で知的な性格ですが、時には大胆な行動をとることもあり、リョウを翻弄する小悪魔的な一面を持っています。
情報提供を名目に彼を利用することも多く、その度にリョウは彼女のペースに乗せられてしまいます。
しかし、いざという時には彼に頼ることもあり、互いに信頼関係があることがうかがえます。
野上冴子を演じたのは麻上洋子です。
・麻上洋子は
落ち着いた大人の女性の演技を得意とし、「宇宙戦艦ヤマト」の森雪役でも知られています。
麻上は後に声優業から落語家へと転身し、現在は落語家・一龍斎春水として活動しています。
そのため、声優業からは一線を退いていますが、彼女の演じた冴子は今でも多くのファンに愛され続けています。
4. 「シティーハンター」の海坊主（伊集院隼人）（声優：玄田哲章）について
・海坊主（本名：伊集院隼人）は
元傭兵で喫茶店「キャッツアイ」のマスターを務める大柄な男性です。
元々は冴羽リョウのライバル的存在でしたが、のちに良き仲間となります。
身長190cmを超える巨漢で、戦場仕込みの圧倒的な戦闘能力を誇ります。
特に重火器の扱いに長け、マシンガンやロケットランチャーなどの大型武器を難なく使いこなします。
一方で極度の猫嫌いという意外な弱点があり、小さな子猫でも目の前に現れると恐怖のあまり動けなくなってしまうなど、コミカルな一面も持ち合わせています。
恋人の美樹とは戦場で出会い、互いに命を助け合ったことがきっかけで強い絆を築いています。
外見や経歴は恐ろしいものの、根は仲間思いで心優しく、特に美樹に対しては愛情深い姿を見せることもあります。
海坊主の声を担当したのは玄田哲章です。
・玄田哲章は
重厚で迫力のある声質が特徴で、数多くの洋画吹き替えやアニメ作品で活躍しています。
代表的な役には「トランスフォーマー」シリーズのコンボイ（オプティマスプライム）や「クレヨンしんちゃん」のアクション仮面などがあり、低音の力強いボイスで存在感を放っています。
「シティーハンター」では海坊主の厳格な一面とコミカルな部分を巧みに演じ分け、キャラクターに深みを与えました。
彼の演技力とカリスマ性は現在も高く評価されており、ベテラン声優として第一線で活躍を続けています。
5. 「シティーハンター」の美樹（声優：小山茉美）について
・美樹は
海坊主のパートナーであり、彼が経営する喫茶店「キャッツアイ」の看板娘です。
元は戦場で活動していた女性兵士で、海坊主とは敵同士として出会いましたが、戦いの中でお互いに命を救い合ったことで強い絆を築き、やがて恋人関係になります。
美樹は元兵士だけあって非常にタフで、戦闘能力も高く、銃の扱いや格闘術に長けています。
普段は喫茶店の店員として穏やかに振る舞っていますが、いざという時には冷静な判断力と戦闘スキルを発揮し、海坊主を支える存在として活躍します。
また、海坊主が猫を極端に怖がることを知っており、彼をからかうこともしばしばあります。
美樹の声を担当したのは小山茉美です。
・小山茉美は
アニメ・洋画吹き替え・ナレーションと幅広い分野で活躍する実力派声優で、「Dr.スランプ アラレちゃん」の則巻アラレ役で一躍有名になりました。
そのほか「機動戦士ガンダム」のキシリア・ザビや、「名探偵コナン」のベルモットなど、個性的なキャラクターを数多く演じています。
美樹役では、元戦士らしい芯の強さと女性らしい優しさを絶妙に演じ分け、キャラクターの魅力を最大限に引き出しました。
現在もベテラン声優として精力的に活動を続けています。
6. 「シティーハンター」の槇村秀幸（声優：田中秀幸）について
・槇村秀幸は
かつて冴羽リョウの相棒だった刑事で、槇村香の実兄です。
リョウとは親友のような関係であり、刑事として法の範囲内で悪を裁く一方、リョウのように裏社会の仕事にも理解を示していました。
穏やかで冷静な性格の持ち主であり、リョウの無茶な行動を抑える役割も担っていました。
しかし、物語序盤で犯罪組織によって非業の死を遂げてしまいます。
彼の死はリョウと香に大きな影響を与え、香がシティーハンターの仕事を手伝うきっかけとなりました。
リョウは彼の死を深く悼みながらも、槇村の意思を継ぐ形で香と共に仕事を続けていきます。
槇村秀幸の声を担当したのは田中秀幸です。
・田中秀幸は
穏やかで上品な声質を持ち、紳士的なキャラクターや知的な役柄を得意とする声優です。
「名探偵コナン」の工藤優作や、「SLAM DUNK」の木暮公延、「ONE PIECE」のドフラミンゴなど、幅広い役柄を演じています。
槇村役では、落ち着いた大人の雰囲気と兄としての優しさを見事に表現し、彼の死が物語に与えた影響の大きさを際立たせました。
現在もナレーターや声優として精力的に活動を続けており、多くの作品で重要なキャラクターを担当しています。
7. 「シティーハンター」の海原神（声優：阪脩（さか おさむ））について
・海原神（かいばら しん）は
「シティーハンター」に登場する重要なキャラクターの一人であり、主人公・冴羽獠の過去と深い因縁を持つ存在です。
彼はかつて「組織」に属しており、幼少期の獠を育て、スイーパー（始末屋）としての技術を叩き込んだ師匠的な人物でした。
しかし、海原の考え方は冷酷で、獠を一種の「道具」として鍛え上げていたため、二人の関係は単なる師弟関係ではなく、支配する者とされる者という歪んだものでした。
その後、獠が組織を抜け、自由を求めたことで二人は対立するようになります。
海原は獠を自らの後継者にしようと執拗に追い詰めますが、最終的には獠の意思の強さを認め、彼を一人のスイーパーとして認識するようになります。
彼のキャラクターは一貫して冷徹でありながらも、どこか獠に対する歪んだ愛情を感じさせるもので、物語の終盤においても獠に大きな影響を与える存在として描かれました。
そのため、海原の登場はシティーハンターのストーリーに深みを加える重要な役割を果たしており、単なる敵役ではなく、獠の成長や過去を掘り下げるための鍵となるキャラクターといえます。
・海原神さん
海原神の声を担当したのは、日本のベテラン声優である阪脩（さか おさむ）です。
阪脩は1930年生まれで、長年にわたりアニメや吹き替え、ナレーションの分野で活躍してきました。
彼の特徴的な低く渋い声は、多くの作品で威厳あるキャラクターや冷徹な人物を演じるのに適しており、海原神というキャラクターにもぴったりと合致していました。
特に、海原の持つ冷酷さや計算高い性格を表現する上で、阪の落ち着いた語り口や独特の抑揚が大きな効果を発揮しており、彼の演技によってキャラクターにより深みが与えられました。
阪脩は「シティーハンター」以外にも、「機動戦士ガンダム」のワッケイン司令官役や、「ドラゴンボールZ」のドクター・ゲロ役など、数々の作品で印象的な演技を披露しています。
また、洋画の吹き替えでも活躍し、ロバート・デュヴァルやリー・マーヴィンといった俳優の声を担当することが多く、渋みのある演技で多くのファンを魅了してきました。
海原神というキャラクターのカリスマ性と恐ろしさを際立たせたのは、間違いなく阪脩の演技力によるところが大きく、彼の存在なくして海原神というキャラクターの魅力は語れないといえるでしょう。
「シティーハンター」の原作者 北条 司について
北条司は、日本の漫画家であり、「シティーハンター」や「キャッツ♥アイ」などの作品で知られる人物です。
1959年に福岡県で生まれ、幼少期から絵を描くことに親しんでいました。
彼は九州産業大学在学中に「週刊少年ジャンプ」の漫画賞に入選し、その後、漫画家としてのキャリアをスタートさせました。
1981年には「キャッツ♥アイ」の連載が始まり、スタイリッシュな作風と大人向けのストーリーが人気を集めました。
その後、1985年に「シティーハンター」の連載を開始し、コミカルな要素とシリアスなアクションが融合した独特の世界観が評判を呼びました。
主人公・冴羽獠は、新宿を拠点に活動するスイーパー（始末屋）であり、依頼人の護衛や悪人の排除を請け負う凄腕のスナイパーです。
一方で女性には極端に弱く、美女を見るとナンパを繰り返すコミカルな一面も持っています。
このギャップがキャラクターの魅力となり、読者の心を掴みました。
「シティーハンター」は1987年にアニメ化され、北条司の知名度をさらに押し上げることとなりました。
彼はその後も「エンジェル・ハート」などの作品を発表し、現在も漫画界で影響力を持ち続けています。
「シティーハンター」のあらすじ
1980年代の新宿を舞台に、冴羽獠（さえば りょう）は「シティーハンター」と呼ばれる凄腕のスイーパー（始末屋）として活動している。
彼は法では裁けない悪を討つため、ボディーガードや探偵業を請け負い、犯罪者たちと戦いながら、依頼人を守るプロフェッショナルだ。
しかし、その実態は超一流の射撃の腕を持つ一方で、美女に目がないスケベな男でもある。
獠の相棒は、亡き親友・槇村秀幸（まきむら ひでゆき）の妹である槇村香（まきむら かおり）。
元々は兄と共に仕事をしていたが、槇村が犯罪組織に殺害されたことで、香がその遺志を継ぎ、獠のパートナーとなる。
彼女は獠の仕事をサポートする一方で、彼の過度な女好きには容赦なくツッコミを入れ、巨大なハンマーで制裁を加えるのが恒例となっている。
シティーハンターへの依頼は、新宿駅東口の掲示板に「XYZ」と書くことで成立する。
これは「これ以上後がない」という意味を持ち、助けを求める者が最後に頼る存在であることを示している。
依頼内容は多岐にわたり、誘拐事件や暗殺者との対決、政治的陰謀に関わるものまで様々だ。
また、依頼人には美女が多く、獠のスケベ心が仕事に影響を及ぼすこともしばしばある。
作中では、獠と香の関係も見どころの一つである。
獠は普段はふざけた態度をとるが、いざという時には香を命がけで守る。
香もまた、獠に特別な感情を抱きながらも、彼の奔放な性格ゆえに素直になれずにいる。
二人の微妙な距離感が物語にユーモアと感動を与えている。
また、宿敵やライバルたちも登場する。
かつて獠と同じ組織に所属していた海坊主（伊集院隼人）は、元傭兵でありながら現在は喫茶店のマスターとして暮らしている。
彼は獠とは対照的に無口でクールだが、時折シリアスな場面で獠を助ける重要な存在だ。
また、美人刑事の野上冴子（のがみ さえこ）は情報提供者でありながら、時に獠を翻弄する女性でもある。
物語は一話完結型のエピソードを中心に展開されるが、時折獠の過去や彼の持つ孤独な一面が描かれることもある。
彼がなぜシティーハンターになったのか、その裏にある悲しい過去が徐々に明かされていく。
ハードボイルドな雰囲気とコミカルな要素が融合した『シティーハンター』は、当時のアニメ界に大きな影響を与えた作品であり、今もなお根強い人気を誇る。
昭和のアニメ「シティーハンター」の原作者・北条司の最終回について
「シティーハンター」の最終回は、原作者・北条司が長年描き続けてきた物語の締めくくりとして、読者に大きな感動を与えました。
原作漫画は1991年に完結し、最終回では主人公・冴羽獠とヒロイン・槇村香の関係が一つの決着を迎えます。
これまで獠は女性にだらしない性格を見せながらも、唯一香に対しては特別な感情を抱いていました。
しかし、彼はその思いを明確に言葉にすることはなく、二人の関係は微妙な距離感を保ち続けていました。
最終話では、獠が香に対して「おまえが俺のパートナーだ」と告げるシーンがあり、長年の関係がようやく確かなものとなる瞬間が描かれました。
また、新宿の街を舞台にしてきた彼らの物語は終わるものの、読者にはその後も彼らが共に歩んでいく未来を感じさせる余韻が残されました。
その後、2001年には「シティーハンター」のスピンオフ作品として「エンジェル・ハート」が発表されましたが、これはパラレルワールドの物語として位置づけられています。
原作とは異なる展開を見せつつも、冴羽獠のキャラクターは変わらず、多くのファンに受け入れられました。
「シティーハンター」は昭和を代表するアクション漫画の一つとして、今もなお根強い人気を誇っています。
「シティーハンター」シリーズの主題歌一覧を紹介
「シティーハンター」の主題歌は、当時の音楽シーンを反映した名曲が多い。
特に「GET WILD」は今もなお人気があり、シティーハンターの代名詞的存在。
TM NETWORKや小室哲哉、PSY・S、岡村靖幸など、豪華アーティストが参加していたのも特徴的。
作品のハードボイルドな雰囲気に合った楽曲が多く、現在でもアニメファンや音楽ファンの間で語り継がれている。
下記にシリーズの主題歌一覧を記載いたします。
【シティーハンター（第1作：1987年〜1988年）】
・オープニングテーマ：「CITY HUNTER〜愛よ消えないで〜」／小比類巻かほる
ソウルフルなボーカルとエモーショナルなメロディが特徴。
・エンディングテーマ：「GET WILD」／TM NETWORK
シティーハンターを象徴する代表曲。
TM NETWORKの小室哲哉が作曲し、当時のシンセサイザーサウンドを駆使した革新的な楽曲。
アニメ最終回のエンディングでも流れ、視聴者に強い印象を与えた。
【シティーハンター2（1988年〜1989年）】
・オープニングテーマ：「Angel Night〜天使のいる場所〜」／PSY・S
女性ボーカルのCHAKAが歌う、幻想的な雰囲気のある楽曲。
・エンディングテーマ：「Super Girl」／岡村靖幸
ファンク要素の強い楽曲で、独特の歌い方が特徴的。
【シティーハンター3（1989年〜1990年）】
・オープニングテーマ：「Running to Horizon」／小室哲哉
TM NETWORKの小室哲哉がソロ名義で発表した楽曲。
・エンディングテーマ：「STILL LOVE HER (失われた風景)」／TM NETWORK
「GET WILD」に続き、シティーハンターを象徴する名曲。
切ないメロディが、アニメの大人な雰囲気にマッチしていた。
【シティーハンター'91（1991年）】
・オープニングテーマ：「DOWN TOWN GAME」／GWINKO
パワフルなボーカルと疾走感あるメロディが特徴。
・エンディングテーマ：「SMILE & SMILE」／小高恵美
優しいメロディのバラード。
「GET WILD」の影響とリメイク
「GET WILD」は、アニメ放送終了後も長く愛され、様々なリミックスやカバーが制作された。
2017年には、TM NETWORKの「GET WILD」だけを集めたアルバム『GET WILD SONG MAFIA』がリリースされ話題に。
2019年の劇場版『シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』でも使用された。
近年の実写映画版でも「GET WILD」は欠かせない楽曲として採用されている。
「シティーハンター」の主要な再放送の履歴について知りたい
・「シティーハンター」は、放送終了から30年以上経過した今も、BS・CS・配信サービスなどで視聴可能。
・地上波での再放送は少ないものの、映画公開時などに特別編成されることがある。
・特に「BS11」「アニマックス」「AT-X」などでは頻繁に再放送されている。
・動画配信サービスでも随時視聴可能であり、新たな世代のファンも増えている。
【1990年代】
・放送終了後、読売テレビ・日本テレビ系列の深夜枠で数回再放送。
・地方局でも不定期に放送されることがあった。
【2000年代】
・CS放送「アニマックス」や「キッズステーション」で頻繁に再放送。
・2005年には、「シティーハンター」放送開始20周年を記念して、特定のエピソードがピックアップされ再放送された。
【2010年代】
・2011年〜2013年：「アニマックス」「AT-X」にて再放送。
・2017年：「BS11」にて放送開始30周年記念の再放送が実施された。
【2020年代】
・2021年：「AT-X」にてHDリマスター版が再放送。
・2022年：「BS11」で「シティーハンター」「シティーハンター2」が順次放送。
・2023年：「アニマックス」にて再放送。
・2024年2月現在も、CSチャンネルで定期的に放送されている。
・地上波での再放送・地上波では
長年放送されていなかったが、劇場版公開に合わせて期間限定で再放送されたケースがある。
・例えば、2019年に『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』公開時、日本テレビ系列の深夜枠で一部エピソードが放送された。
・CS・BSでの放送状況（2024年現在）BS11：
「シティーハンター」シリーズが不定期で放送。
アニマックス：
「シティーハンター」「シティーハンター2」「シティーハンター3」を放送。
AT-X：
定期的にHDリマスター版を放送。
・配信サービスでの再放送的扱い
・テレビでの再放送に加え、各種動画配信サービスで視聴可能。
Netflix、Amazon Prime Video、U-NEXT、dアニメストアなどで配信履歴あり。
・最新の劇場版公開に合わせて、期間限定で無料配信されることもある。
「シティーハンター」が視聴できる動画配信サービスは？
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まとめ：「シティーハンター」のキャストを振り返ってみましょう
「シティーハンター」の魅力は、ただのハードボイルドなアクション作品にとどまらず、ユーモアや人間ドラマが織り交ぜられた奥深いストーリーにあります。
冴羽リョウの天才的な腕前とおちゃめな一面、槇村香のツッコミ役としての存在感、さらには野上冴子や海坊主といった脇を固めるキャラクターたちが物語を彩っています。
また、それぞれのキャラクターを演じた声優陣も、作品の魅力を最大限に引き出しており、今なお多くのファンに愛され続けています。
現在では動画配信サービスやDVD、グッズなどを通じて、いつでも「シティーハンター」の世界を楽しむことができます。
本記事を参考に、ぜひお気に入りのキャラクターを見つけて、彼らの活躍を改めて堪能してみてはいかがでしょうか？