昭和・平成・令和を通して多くの人々の心に残り続けている「スタジオジブリ」の名作アニメ。
特に宮﨑駿監督が手がけた作品群は、国内外で高く評価され、今や日本を代表する映像文化のひとつとなっています。
そんなジブリ作品が近年、動画配信サービス（VOD）でも視聴可能になってきたことをご存じでしょうか？「金曜ロードショーでしか見られない」と思っていたあの名作が、今ではスマートフォンやテレビでいつでも楽しめるようになってきています。
しかも多くの配信サービスでは無料トライアルを活用することで、リスクなしで作品を試すことも可能です。
この記事では、「動画配信ジブリ」をテーマに、宮﨑駿監督の代表作を含めた配信可能な作品一覧や、視聴できるサービス、各VODの特徴や注意点などを詳しく解説しています。
ジブリファンの方はもちろん、初めてジブリ作品に触れる方にも役立つ内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
ジブリ作品が見られる動画配信サービスの最新事情
ジブリ作品は長年、配信サービスでの視聴が困難な作品群として知られてきました。
スタジオジブリが従来より重視してきた「映画館やテレビでの体験」を尊重する方針のもと、デジタル配信に対して慎重な姿勢を保っていたためです。
しかし時代の変化とともに視聴者のニーズも多様化し、2020年以降、海外を中心に一部VODでの配信が解禁されはじめました。
たとえばNetflixでは日本を除く全世界で配信され、アジア・欧州・北米などでジブリ作品を気軽に視聴できる環境が整っています。
一方、日本国内では定額制配信ではなく、TSUTAYADISCASなどの宅配レンタルや、各種VODでの個別購入による視聴に限定されています。
国内での配信展開に関しては依然として限定的ですが、劇場公開やDVD販売と並行してデジタルでも展開される可能性が広がってきていることは確かです。
なぜジブリ作品は長らく配信されなかったのか
スタジオジブリが動画配信を長年拒んできた理由には、作品の質や視聴環境に対するこだわりが挙げられます。
特に宮﨑駿監督をはじめとする制作陣は「映画は映画館で見るべきだ」という信念を持っており、スマートフォンやタブレットなどの小さな画面での視聴では、作品の本来の世界観や感動が十分に伝わらないと考えていたのです。
また、配信によって簡単にアクセスできることで、作品への敬意や特別感が薄れることへの懸念も背景にありました。
さらに、ジブリ作品は国内では日本テレビ系列での放送権が強く、長年にわたって「金曜ロードショー」での放送が定番となっていたことも配信化の障壁となっていました。
こうした独自の哲学とメディア戦略が、他のアニメスタジオとは異なる歩みを続けてきた理由です。
現在ジブリが視聴できる動画配信サービス一覧
現在、スタジオジブリ作品を合法的に動画配信で視聴できるサービスは、日本国内と海外で異なります。
日本ではNetflixやAmazonプライムビデオでの定額配信は行われておらず、TSUTAYADISCASが主な選択肢となっています。
TSUTAYADISCASでは宅配レンタル形式でジブリ全作品が揃っており、ジブリ作品をコンプリートで楽しむことができます。
一方、海外では2020年よりNetflixが世界190カ国以上でジブリ作品21本の配信を開始。
アメリカではHBOMaxが独占配信権を取得し、高画質での視聴が可能となっています。
このように、国内ではDVDレンタルが中心、国外ではサブスクリプション型配信が進んでおり、日本のファンにとってはやや不自由な状況が続いています。
今後、国内向けの定額制配信の実現が待ち望まれています。
今後の配信予定や展開の予想
スタジオジブリの動画配信に関する今後の展開は、今のところ明確なロードマップは示されていませんが、いくつかの兆しが見え始めています。
まず、宮﨑駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』が劇場公開後にDVD発売だけでなく、将来的に配信される可能性も示唆されており、これはジブリの配信方針の柔軟化を意味しています。
また、GhibliPark（ジブリパーク）の開業と相まって、デジタル施策との連携強化が図られる可能性も高まっています。
さらに、海外での成功事例を受けて、日本国内でも有料レンタル型や期間限定でのサブスク配信が行われる可能性は十分にあるでしょう。
特に世代を問わずジブリ作品を愛する層の声が高まっている今、配信という新しい形での提供はスタジオにとっても大きなビジネスチャンスとなると予測されます。
U-NEXTでジブリ作品は視聴できる？特徴や注意点を解説
U-NEXTは日本国内で最も多くの動画コンテンツを取り扱っているVODサービスの一つですが、残念ながらスタジオジブリ作品の定額見放題配信には現在対応していません。
しかし、ジブリ作品の関連情報や特集ページが設けられていたこともあり、将来的な配信への期待が高まっているサービスでもあります。
また、U-NEXTでは他の名作アニメ映画や宮崎駿が影響を受けたとされる洋画・邦画も豊富にラインナップされており、ジブリファンにとっては価値あるサブスクであることに違いありません。
月額2,189円（税込）で毎月1,200円分のポイントがもらえる仕組みを活用すれば、新作映画のレンタルや電子書籍の購入にも利用でき、コストパフォーマンスの高いサービスといえます。
ジブリ作品が今後ラインナップに加わる可能性も考慮すれば、登録しておく価値は十分にあります。
U-NEXTで配信されているジブリ映画一覧
現在、U-NEXTではジブリ作品そのものは定額制の見放題対象にはなっていません。
ただし、一部の関連ドキュメンタリーや、ジブリに関する評論番組、スタッフや声優の出演作などは配信対象となっており、間接的にジブリの世界観を楽しめるコンテンツが提供されています。
また、今後ジブリ作品がU-NEXTで解禁された場合に備えて、配信ページに「お気に入り登録」が可能となっており、通知機能を通じていち早く情報を得られる仕組みも整っています。
U-NEXT自体がアニメに強いラインナップを揃えており、ジブリファンのニーズに応え得る豊富な関連作品が揃っているのも魅力の一つです。
たとえば、『風の谷のナウシカ』や『天空の城ラピュタ』に影響を与えたとされる古典SF映画なども充実しており、作品の理解をより深められるでしょう。
無料トライアルでジブリ作品は見られる？
U-NEXTには31日間の無料トライアル期間が用意されており、この期間中に多くの映画・ドラマ・アニメが見放題になりますが、現時点ではジブリ作品はその対象外となっています。
ただし、ジブリ関連の解説動画やドキュメンタリー、あるいは制作に携わったクリエイターのインタビュー映像など、間接的な形でジブリに触れるコンテンツは楽しめます。
また、トライアル期間中でも600ポイントが付与されるため、ジブリ以外のレンタル作品をお試しで視聴することが可能です。
今後ジブリ作品がポイント制で個別配信される可能性があるとすれば、このポイントが有効活用されることになります。
無料期間中の解約で料金は発生しないため、気軽に試してみる価値はあるでしょう。
将来的なジブリ配信解禁に備えた「お試し登録」は、情報をいち早くキャッチしたいファンにとって賢い選択といえます。
ジブリ作品以外のアニメ映画も充実
U-NEXTでは、ジブリ作品以外にも数多くの質の高いアニメ映画がラインナップされています。
たとえば、『君の名は。
』『天気の子』といった新海誠作品、『ドラえもん』『名探偵コナン』『鬼滅の刃』シリーズの劇場版など、幅広いジャンルが網羅されています。
さらに、手塚治虫原作のアニメや、細田守監督の『バケモノの子』『サマーウォーズ』なども定額で視聴可能です。
こうした作品群は、ジブリファンが求める「物語性のある高品質なアニメ」に通じる魅力を持っており、ジブリに匹敵する感動や映像美を楽しむことができます。
また、U-NEXTは最新アニメ映画の配信もスピーディーで、劇場公開から間もなく配信されるケースも多く、常に新しい作品との出会いがあるのも大きな特長です。
ジブリの配信を待つ間も、心に残るアニメ体験を堪能できる環境が整っています。
宮﨑駿監督の代表作と配信状況をチェック
宮﨑駿監督が手がけたスタジオジブリ作品は、世界的にも高い評価を受ける名作揃いです。
『風の谷のナウシカ』から『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』、そして最新作『君たちはどう生きるか』まで、彼の作品は深いメッセージと美しい映像表現が特徴であり、多くのファンに支持されています。
これらの作品は長らく動画配信に消極的でしたが、海外を中心に徐々にVODでの展開が進んでいます。
Netflixでは一部地域を除いて21作品を配信しており、HBOMaxも米国における配信プラットフォームとして人気を博しています。
一方、日本国内では依然として個別レンタルやディスクでの視聴が中心となっており、公式配信の範囲は限定的です。
とはいえ、新作公開やジブリパークのオープンを機に、配信強化への期待が高まっているのが現状です。
「千と千尋の神隠し」など代表作の配信有無
『千と千尋の神隠し』は、日本国内では動画配信サービスでの定額見放題の対象にはなっていませんが、海外のNetflixでは配信が行われており、世界中で視聴が可能です。
これはジブリが2019年に配信契約を結んだことで実現したもので、日本国内での配信除外は、日本テレビ系列との既存契約が影響していると考えられています。
他にも『天空の城ラピュタ』や『もののけ姫』『となりのトトロ』なども同様に、Netflixの海外アカウントでは視聴できます。
日本ではTSUTAYADISCASなどを利用してDVDでの視聴や宅配レンタルが主な手段となっており、公式なサブスクリプションサービスでの視聴には対応していません。
つまり、日本でジブリ作品をデジタルで楽しみたい場合は、レンタル形式のVODかDVD視聴という手段に限られています。
宮﨑駿作品の見どころと評価
宮﨑駿監督の作品は、自然との共生、人間の成長、そして戦争や文明批判といった深いテーマが背景に込められており、大人から子どもまで幅広い層に訴求しています。
『風の谷のナウシカ』では環境破壊への警鐘、『となりのトトロ』では家族愛と日常の豊かさ、『もののけ姫』では自然と人間の対立が描かれており、どの作品も時代を超えて共感を呼び続けています。
特に『千と千尋の神隠し』は、アカデミー賞長編アニメ賞を受賞し、世界的にもその芸術性とストーリーテリングが高く評価されました。
宮﨑作品に共通するのは、圧倒的なビジュアル表現と、登場人物一人ひとりに息吹が感じられるキャラクター造形です。
そのため、ジブリ作品は単なるアニメ映画にとどまらず、一つの文学的・芸術的体験として評価されています。
監督引退と新作『君たちはどう生きるか』の配信動向
2023年に公開された宮﨑駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』は、長編映画として約10年ぶりの新作であり、監督自身の「最後の作品になるかもしれない」と言われて注目を集めました。
本作は公開当初から宣伝なしでの展開が話題となり、観客に作品そのものを純粋に体験してもらうことを重視したスタイルが取られました。
現在のところ配信は行われておらず、まずは劇場公開とBlu-ray/DVDによる展開が優先されています。
ただし、将来的には国内外のVODで配信される可能性も高く、特にHBOMaxやNetflixなどが新作の配信権を得るかどうかが注目されています。
宮﨑監督は過去にも引退を表明しながら復帰してきた経緯があり、今後の動向にも引き続き注目が集まっています。
本作がVODで視聴可能になる日は、ファンにとって大きな節目となるでしょう。
NetflixやAmazonプライムでジブリ作品は見られる？
ジブリ作品の動画配信に関して多くの人が気になるのが、「Netflix」や「Amazonプライム・ビデオ」といったメジャーなVODサービスで視聴できるかどうかという点です。
結論からいえば、日本国内では両サービスともジブリ作品の定額配信には対応していません。
しかし、Netflixは2020年2月から日本を除く全世界約190カ国で21本のジブリ映画を配信しており、英語・フランス語・スペイン語など20以上の言語に対応しています。
一方、アメリカではHBOMaxが独占配信権を取得しており、Netflixでは視聴不可となっています。
Amazonプライム・ビデオではジブリ作品は定額対象ではなく、一部作品を個別課金でレンタルまたは購入する形式で提供しています。
これらの事情は、地域によって配信契約が異なるためで、日本ではDVD・ブルーレイ・テレビ放送を重視するジブリの方針が根強く影響しています。
Netflixでのジブリ作品配信地域と制限
Netflixでは2020年より、スタジオジブリの主要作品21本を世界中で順次配信していますが、日本、アメリカ、カナダでは視聴不可となっており、これが大きな制限点となっています。
これは日本では日テレ系列が地上波放映権を持ち続けていること、米国ではHBOMaxとの独占契約があるためです。
日本国内からジブリ作品をNetflixで見ようとすると、「このコンテンツはご利用いただけません」というメッセージが表示されます。
ただし、VPNを利用して海外のNetflixアカウントにアクセスするという非公式な手段も存在しますが、これはNetflixの利用規約に違反する恐れがあり推奨されません。
Netflixでは英語吹替や多言語字幕が用意されており、海外ユーザーにとってはジブリの世界をより深く楽しむことが可能です。
こうした海外展開の積極性を見ると、今後日本での配信も検討される可能性はゼロではないと考えられます。
Amazonプライムの取り扱い状況と視聴方法
Amazonプライム・ビデオでは、ジブリ作品の見放題配信は行われていないものの、一部の作品が個別にレンタルまたは購入形式で提供されています。
たとえば『崖の上のポニョ』や『風立ちぬ』などは、標準価格で48時間視聴可能なレンタル、あるいは無期限での購入が可能です。
ただし、全作品が揃っているわけではなく、配信されるタイミングも不定期なため、目当ての作品がある場合はこまめにチェックする必要があります。
また、Amazonプライム会員であってもジブリ作品は別料金となる点に注意が必要です。
動画の画質はHDや4Kに対応している作品もあり、テレビや大型モニターでも高画質で楽しめます。
ジブリ公式の販売戦略としては、物理メディアとデジタル購入を併用する形が主軸となっているため、今後も定額見放題への移行は慎重に進められると見られます。
日本国内と海外での配信契約の違い
スタジオジブリ作品の配信状況は、日本国内と海外で大きく異なる契約形態が採られています。
日本では長年にわたり日本テレビがジブリ作品の地上波放送権を保持しており、これが定額配信を妨げる一因となっています。
そのため、国内ではVODでの見放題提供が難しく、TSUTAYADISCASやAmazonの個別レンタルが主な選択肢となっています。
一方、海外ではジブリが独自に配信契約を結んでおり、Netflix（日本・アメリカ・カナダ以外）やHBOMax（アメリカ限定）での配信が可能となっています。
このように、ジブリの配信展開は地域ごとに異なる企業やプラットフォームと契約を結ぶことで収益を最大化しており、統一された配信体制ではありません。
そのため、視聴者側も自分の住んでいる国によって視聴手段が大きく左右される現状となっています。
スタジオジブリの動画配信の今後と視聴者の声
スタジオジブリはこれまで動画配信に慎重な姿勢を貫いてきましたが、時代の変化と共に少しずつ方針を変えつつあります。
海外ではNetflixやHBOMaxを通じて広く配信されている一方、日本国内では依然としてDVDやテレビ放映が主流です。
このような中、国内のファンからは「もっと手軽にジブリ作品を楽しみたい」という声が年々強まっており、SNSや動画サイトのコメント欄などではVOD解禁を望む意見が数多く見られます。
また、ジブリパークの開業など、リアルとデジタルを融合した新たな体験の場が生まれたことで、配信とのシナジー効果にも注目が集まっています。
今後は、特定の期間限定配信や一部作品のみの先行配信など、段階的な戦略による展開が予想されます。
宮﨑駿監督の引退が再び取り沙汰される中、後継世代の活躍とともに、ジブリの配信展開も変化を遂げる可能性が高まっていると言えるでしょう。
ジブリ配信に関するファンの期待と課題
ジブリ作品の配信に関してファンが最も期待しているのは、いつでも好きなタイミングで作品を楽しめるという利便性です。
特に『魔女の宅急便』や『紅の豚』など、季節ごとに観たくなるような作品をスマホやテレビで気軽に視聴できる環境が望まれています。
しかしその一方で、スタジオジブリの理念や作品へのこだわりが配信展開の足かせとなっている面もあります。
たとえば、視聴環境の多様化が作品本来の世界観を損なうのではという懸念、違法アップロードによる著作権リスク、そして配信による過剰な消費に対する慎重な姿勢などが課題として挙げられます。
それでもファンの中には「正規の配信であればしっかりお金を払いたい」との声も多く、ジブリ作品がVODとどう向き合うのかが今後の大きなテーマになっています。
配信とスタジオ哲学のバランスをどう取るかが、今後の展開を左右する重要な鍵となるでしょう。
GhibliParkとの連動コンテンツの可能性
2022年に開業したGhibliParkは、スタジオジブリの世界観をリアルに体感できるテーマ施設として、多くのファンから高い評価を得ています。
このパークの開業により、映画作品との相乗効果が注目されており、今後はデジタルコンテンツとの連動も期待されています。
たとえば、パークを訪れた人限定で視聴できる特別映像や、AR・VRを活用したインタラクティブな映像体験など、デジタル技術を活かした新しい試みが始まる可能性があります。
また、GhibliParkと連動したVOD限定特集や、イベント記念の限定配信なども、ファンの関心を集める施策となり得ます。
こうした展開は、スタジオジブリが持つ世界観を「観る」から「体験する」方向へと進化させる試みであり、映像作品とリアル施設の融合によって、新しいファン層の獲得にもつながることでしょう。
ジブリとディズニーとの関係性と影響
スタジオジブリとディズニーの関係は、長年にわたり国際的な展開を支える重要なパートナーシップとして続いてきました。
特に2000年代初頭には、ディズニーがジブリ作品の海外配給を担当し、多くの作品が英語吹替で全米公開されるなど、ジブリの世界的な知名度向上に貢献しました。
しかし、その後ジブリはウォルト・ディズニーとの配給契約を終了し、現在では米国のGKIDS社が配給を担当しています。
この変化により、ジブリの動画配信に関する方針も独自色が強くなり、ディズニープラスでは配信されていません。
ディズニーのように積極的なVOD展開を行う企業と比べ、ジブリの慎重な姿勢はコントラストを際立たせています。
今後も、ジブリが自社哲学を保ちながら配信をどう扱うかが、視聴者にとっても業界にとっても注目すべき動きとなるでしょう。
「動画配信ジブリ」についてのＱ＆Ａ
「動画配信ジブリ」のＱ＆Ａについて
- ジブリ作品はどの配信サービスで見られる？
- なぜジブリ作品は配信に消極的だったのか？
- ジブリ作品を無料で見る方法はある？
- 今後、定額見放題に対応する予定はある？
- ジブリNetflix日本で見られない理由は？
- Amazonプライムではどのジブリ作品が見られる？
- VPNを使えばジブリをNetflixで見られるの？
- ジブリ作品の配信タイミングはいつ？
- ディズニープラスでジブリ作品は見られる？
- U-NEXTでのジブリ作品の扱いは？
- ジブリ関連のドキュメンタリーは配信されてる？
- ジブリ作品の海外配信事情は？
「動画配信ジブリ」のＱ＆Ａについて、上記にまとめました。 以下に具体的に質問の回答をします。
ジブリ作品はどの配信サービスで見られる？
ジブリ作品は、国内外で配信状況が異なります。
日本国内ではNetflixやAmazonプライムでは見放題配信されておらず、TSUTAYADISCASの宅配レンタルサービスや一部VODでの個別課金が主な視聴手段です。
海外ではNetflixがジブリ21作品を日本・米国・カナダを除いて配信中で、HBOMaxがアメリカでの独占配信を行っています。
国によって契約が異なるため、利用可能なサービスも変わります。
なぜジブリ作品は配信に消極的だったのか？
スタジオジブリは「作品は映画館で見るもの」という哲学を長年貫いてきました。
特に宮﨑駿監督は、小さな画面では作品の魅力が伝わらないと考え、配信に慎重でした。
また、過剰な消費や違法視聴への懸念、テレビ放映との兼ね合いも要因でした。
最近になって世界的な配信需要の高まりを受け、海外では段階的に配信が進みつつありますが、日本では依然として制限が残されています。
ジブリ作品を無料で見る方法はある？
現在、日本国内でジブリ作品を完全無料で視聴できる公式な手段は限られています。
年に数回、日本テレビ系列「金曜ロードショー」で放送されることがあり、これが無料で見られる主な機会です。
その他、TSUTAYADISCASの初回無料体験を活用すれば、DVDレンタルでジブリ作品を実質無料で視聴することも可能です。
ただし、動画配信サービスでの無料配信は行われていません。
今後、定額見放題に対応する予定はある？
スタジオジブリからは、国内での定額見放題配信に関する公式発表は現在のところありません。
しかし、海外でのNetflixやHBOMaxとの提携実績、さらに『君たちはどう生きるか』の新展開などを鑑みると、今後段階的にサブスク型の配信へ移行する可能性はあります。
ファンからの要望も多く、限定作品から先行配信されるようなケースが起きることも予想されます。
「ジブリ」のDVDは販売されている？
| 作品名 | 発売日 | 価格（税込） | 販売元 |
|---|---|---|---|
| 千と千尋の神隠し | 2002年7月19日 | 4,180円 | ブエナ・ビスタ・ホームエンターテイメント |
| となりのトトロ | 2001年9月28日 | 4,180円 | 徳間書店／スタジオジブリ |
| もののけ姫 | 2001年11月21日 | 4,180円 | ブエナ・ビスタ・ホームエンターテイメント |
| 崖の上のポニョ | 2009年7月3日 | 4,180円 | ウォルト・ディズニー・ジャパン |
| 君たちはどう生きるか | 2024年7月3日 | 5,500円 | 東宝 |
「ジブリ」のDVD販売について、上記の一覧表にまとめてみました。
上記、DVDを視聴して昔を懐かしむのもいかがでしょうか。
「ジブリ」のグッズは販売されている？
| 商品名 | 価格（税込） | 販売サイト | 人気度 |
|---|---|---|---|
| トトロぬいぐるみ（中） | 3,300円 | どんぐり共和国 | ★★★★★ |
| 湯婆婆マグカップ | 1,980円 | ジブリ公式オンラインショップ | ★★★★ |
| カオナシ貯金箱 | 4,950円 | ロフト／Amazon | ★★★★☆ |
| ジジのショルダーバッグ | 5,500円 | どんぐり共和国 | ★★★★★ |
| 飛行石ネックレス | 2,200円 | ジブリグッズ通販サイト | ★★★★☆ |
「ジブリ」のグッズ販売について、上記の一覧表にまとめてみました。
上記、グッズを購入して昔を懐かしむのもいかがでしょうか。
★★★グッズ かんたんリンク★★★
※どんぐり共和国・スタジオジブリ公式オンラインショップ等へのリンクが推奨されます。
まとめ：ジブリ作品を配信で楽しもう
ここまでジブリ作品の動画配信状況について詳しく解説してきました。
ジブリは長らく配信に消極的でしたが、海外ではすでにNetflixなどを通じて広く視聴可能となり、今後は日本国内でも段階的な展開が期待されています。
宮﨑駿監督の作品はもちろん、新しい世代のジブリ作品にも注目が集まる中、配信での視聴は今後の主流のひとつとなるかもしれません。
DVDやグッズも充実しており、あらゆる方法でジブリの世界に触れられる今、あなたも自分に合った楽しみ方で名作たちを再体験してみてはいかがでしょうか？